北欧ミステリー1。特捜部Q
こんにちは、すっかり秋に入り少し肌寒くなってきました。これから訪れる冬の寒さに怯えています。
英語の勉強をしてると以前の記事で書きましたが、発音というのは本当に難しい、下の使い方がおこちゃまレベルです。。。笑
上達スピード気にしてたらキリがないのですが泣けてきます。
今回はシリーズ物で、デンマーク発の映画の特捜部Qという作品をU-NEXTで観ました
残念ながら肝心の最初の作品の檻の中の少女が期限切れでなかったので見れませんでした。
なので、キジ殺し、pからのメッセージ、カルテ64を一気に観ました。
これがまた良作でしたね。
結構気に入ったので小説購入して全部読もうかなとも思ってます。
北欧ミステリーと言えばかなり有名な作品でいくとドラゴンタトゥーの女とかですかね、
このシリーズはその映画の製作staffによって作られた作品となってます。
早速じゃあ感想1つずつチマチマ書いていきますか。
ここからはネタバレなので注意!!!!!
長くなってしまうのでストーリーを深堀りしないですがまあご容赦ください。
さてメインとなるキャラクターは基本的に特捜部男性メンバーの二人、カールとアサドになります。このカール役の俳優さんはあのダンブラウン原作の天使と悪魔にも出演されてましたよね。
そしてこの作品の俳優さんたちは前回紹介させて頂いたインターステラーのような豪華な俳優さん女優さんは基本居ません。。
ですが!
このシリーズのキャラクターのクセはすげー!
ホントになんというか派手さこそないんですけど、主人公から犯人、被害者まで1人1人の存在感半端ない。
先ほど紹介したカールとアサドのコンビが実に面白い。
真面目人間+○○○みたいなよくあるコンビの構図なんだが
会話とかの感じ自分が想像しているより数倍ドライな絡みしてるんですよね。
それなのにめちゃくちゃ面白い。
カールは、基本真面目で仕事人間、困ってる人を放っておけない刑事。
人付き合いが苦手タイプ、ホントに見てて酷かった笑
アサドは、それとは対照的で温和な性格で柔軟思考の持ち主。
優しい人柄で誰かさんとは本当に大違いな刑事。
そしてこの2人がただの同僚という所から、最終的にはコンビとしてお前が必要だというシーンまで行く成長物語でもあるのですが結構感動しました。
大人の男同士の不器用な絡み方とか想いの伝え方だったり、僕が男というのもあるかもしれませんが、カルテ64の病室のシーンホントに良かったです。
pからのメッセージの教会でのカールの男泣きシーンもかなり良かった。
アサド、ローセこの2人は仕事のアシストもそうですが、
カールの人としての成長もアシストするようなホントにいいキャラ達でした。
多分ラッシュアワーのクリスタッカーようなキャラだとだめだっただろうなきっと。
基本暗い映画なので主人公周りの人の温厚さがホントに重要だったとあとで気づける。
職場でボクシングのスパーリングやじゃんけんしてるシーン良かったな。
簡単になってしまいましたが、犯人や被害者のほうはネタバレ要素あるのでいちお書きません。
物語とは言うとこの作品、犯人が誰かというよりその事件にいたる背景やその犯人の中にある心の闇みたいなものや登場人物の内面とかに結構焦点があてられた作品になっています。
社会派の内容であったり、サイコパスな人物がでてきたり、宗教問題みたいな内容が含まれていて、犯人捜しのような推理要素はそんなに多くはないのですが、結構内容自体はかなり作り込まれていて重厚感のある作品になっています。
結構容赦ない展開で畳かけてきます、胸糞展開だし救いようがない結果って思う人も中にはいるかもなと思いました。
でもそれがいいんですよね。結果じゃなくそこに辿りつくまでのプロセスのなかでの
登場人物の葛藤や悩み、絶望だったりがよく描かれてる。
若干グロくてエッチですがよほど苦手な人じゃない限りまあ問題はないと思います、
原作を読んでいないので理解しきれていない所も
多いのですがそれでも割と満足できる感じでした。
この北欧ミステリーというのもドラゴンタトゥーの女以外で観たのこれが初めてで、
やはり驚くのが、作品全体とおして冷たく暗い。ホラーとはまた一味違う肌寒さを感じる作り。
北欧ならではのリアルな日常風景から来る
どんよりというより、刺すような寒さを映像を通して感じれたのは魅力の1つでしたね。
あと結構日本人なのでデンマークに詳しくもないのですが、バーの建物内装だったり、事務所の少し暗くて茶色を基調とした感じ良かったですね。お洒落過ぎないあの感じ。
あとバーで出てくるビールがマジで美味しそうでした笑
まあこんな感じかなとりあえず。
結構刑事ドラマとかも好きなのですが上位食い込むくらい良作でした。
甘口の僕の場合ランキングの更新早いのであてにはなりませんが。。。笑
一作目も見なくちゃ。。。北欧ミステリーハマりそうです。
まだ視聴していない方、気になっている方は是非観てみてください。
普段観ている映画では味わえない感覚を味わえるのでお勧めです。
それでは!