洋画 ハングオーバー 一気見感想
こんにちは、梅雨の時期は憂鬱な気分が続きまた嫌なニュースばかりでげんなりとしますが、今日はよくお酒を飲みながら観ると面白いなどと紹介されたりしてる、
洋画のハングオーバーを1,2,3を全部観たので感想書いていこうかなと思います。
ネタバレ含みます。
コメディー枠になるこの映画ですが、1,2はストーリーの流れは結婚式の前の日にみんなで酒を飲んで暴れまわり次の日にはとてつもない状況に陥っているといった感じで同じでしたが、3は完結編らしく狼集団の1人アランが成長するという一つのテーマに向かった作品となってました。
まずは1から。
どんなシリーズ物も最初の作品というと人気があるのですがハングオーバーもなんというかテッドを見た時の驚きみたいなのがありましたね。部屋の中にいる虎だったり、車のトランクに入ってる中国人(後のチャウ)、ステュの歯がなくてと・・・etc
なんで昨日の事全然覚えてないんだってセリフだけでめちゃくちゃ笑えます。
主要キャラの印象をざっとまとめると
フィル 楽観主義でリーダーシップのあるイケメン
ステュ 基本しっかりしてる頭の固い眼鏡 キレるとなにするか分からないやつ。
アラン 子供や動物好きで空気の読めない不思議君 基本子供。
てか驚いたのがマイクタイソンこうゆうコメディーにも出演されるんだなと笑
舞台はラスベガスなのでそれらしくカジノをする場面もあり、
アランが頭の中で数式を解いてくシーンが日本のドラマ ガリレオの福山雅治みたいで笑ってしまった。
彼女がいるにも関わらずいつの間にか結婚式をあげてしまうステュ。その相手のストリッパーの役(ジェイド)のヘザーグラハムさんが美人すぎ、軽く調べてしまったのですが現在51歳なのだそうで単純に10年前だとしても41歳。。。美しい。
ジェイドの子供のジェフ(アラン曰くカルロス)は3の物語でまた登場してきます。
なんやかんや観ていくうちに楽観すぎではあるがフィルが一番まともなんじゃないのかと感じました。
↑で書いたトランクにいた中国人チャウはシリーズ通して活躍する国際犯罪者の薬物中毒者なんですが最初はただの変態かと思ったが意外と大物で終盤では手下を連れて三人に金を持って来いと脅します。
この映画の魅力の1つとしてそれぞれのキャラクターの癖の強さにあるんですが、
今回驚いたのがこれらの酔って忘れてしまった記憶のひとつひとつを拾い集めて
いくとちゃんとそれらの伏線が答えいうか消えてしまったダグに辿りつくようになってる事なんですよね。コナンもびっくりの謎解きになってて、すべてが繋がった瞬間にはよく分からない爽快感がありました笑
2の方はタイでのステュの結婚式前の所から物語が進んでいきます。
1のラストでジェイドに会いに行くと言ってたのに違う人と結婚するのかこいつはと思いながらも抜けた歯はしっかり戻っていて、美人の奥様ローレン幸せそうな感じでした。今回消えてしまうのはこのローレンの弟のテディなのですが、なんかスパナチュのケビン役の人に似てるなってずっと思いながら観てましたね。
前回アランがいれた薬によりぶっとんでしまった彼らですが今回も彼の持ってきたマシュマロによってすべては狂ってしまいます。
朝起きて髪が坊主になってるアラン、しっかりバリカンの跡も残ってて雑に剃られてました笑 冷静に帽子買わなきゃなと言ったフィルらへんでお腹吹っ飛ぶかと思いましたね。見知らぬサルそこには消えたテディの指と指輪。ステュはタトゥー(マイクタイソンと同じ)
今回はそこに前回の悪役の位置にいたチャウがアランの友達として登場してきました。
前回同様ぶっとんだストーリー展開で進んでいった感じでしたが煙草を吸うサルすごかったですねあれ実際にやってるのか?と疑問に思ったり。タイの僧侶達の沈黙の誓いってのも初めて聞いたので新鮮でしたね。老師がパーカーを着てる所はシュールでよかった。ニューハーフの聖地と言われるだけあってモザイクが多かった今回。
タイでの撮影とあるように結婚式に灯篭を飛ばしたり、あのリゾート地特有の雰囲気すごいロマンチックで良かったですね、いつか行ってみたいな。
なんだろうなちょっと気になってるって方がいるなら私的には1と2のみでも全然満足出来ると思う。
3はこの作品がめちゃくちゃ好きな人にはハマるがキャラクターへの焦点が強くストーリーはまあまあという印象。アラン成長物語ですね完全に。
しかし、ギャグのセンスは相変わらず良くてお父さんの葬式でアランが歌うアヴェマリアがすごく面白かったし天使の歌声でした笑
チャウが色覚異常で警報装置のコード色が分からないシーンあれは考えた人すごいなと思いましたね。
子供のままだったアランが成長してチャウと決別し、最後楽器屋の女性にアプローチしに行き半年後に結婚式という最後でしたけど、終わり方としては上出来だったのではないだろうか。
全体的に下ネタが強めだなとは思ったがお酒飲みながら観る分には全然問題はないのかなと、それ以上に個性強めなキャラの掛け合いに追いつけなくなるぐらい細かい所に笑いが組み込まれていてとても良かったです。
こいつらやばいなと思いつつ、最後には仲間同士の友情やキャラへの愛着が湧いて
ほっこりする、そんな映画でした。
もちろん男女関係無く楽しめる映画ではあるがまあお子さんがいる方は見ないほうがいいだろう笑
それでは。